寒暖差が激しい中、わずかに春の兆しを見つけ
季節の変化に気付いた子どもたちが大喜びをしている姿が良く見られます。
さて、YMCAたかつ保育園の幼児クラスでは、毎月誕生会を行っています。
その月の誕生児をお祝いして、歌やカードのプレゼントを贈ります。
そして、「お楽しみ」という保育者の出し物も楽しみます。
先月末、2月の出し物は「ちきゅうくんとなかまたち」という劇でした。
お姉さんとちきゅうくんが一緒に遊ぶために友だちを待ちます。
遊びに来た白くまくんやラッコさん、オランウータンさんと遊ぼうとすると…
ちきゅうくんが熱くなり、モクモクさんがくっついて離れません!
北極の氷は解け、海が変わって白くまさんやラッコさんは住めなくなり、
オランウータンさんの島も沈んでしまいます…
モクモクさんはどこから来たのかなあ?
お姉さんやちきゅうくんとみんなで原因を探すと、
「食べ残しを燃やすとき」や、「暖房を使いすぎたとき」に
モクモクさんが生まれることが分かりました!
「電気やガスは使いすぎないように」
「食べ残しを減らそう」
みんなでちきゅうくんを守っていこう、と言っていると
モクモクさんが消え、仲間たちがちきゅうくんの上に戻ってきました!
みんなで仲良く遊んで、ちきゅうくんもニコニコになってめでたしめでたし。
地球温暖化や二酸化炭素やオゾン層の破壊、という難しい言葉は一切使わずとも、
楽しみながら地球環境の現状を知ることが出来ました。
日常の生活の中で子どもたちが様々なことを知り、
SDGSに繋がる意識をもてるようなきっかけをつくれるよう、日々工夫をしています。
子どもたちの気持ちが少しでも環境問題向いて、良くなっていきますように。
YMCAたかつ保育園 松岡