YMCAたかつ保育園
2歳児というと、世の中ではイヤイヤ期と言い換えられる事もあり、たかつ保育園のぺんぎん組も例外ではありません。
「さあ、園庭いこう!」「お片付けしてトイレに行こう!」
と誘うと「やだー」と言ったり、聞こえない様子で遊び続ける子も
少なくありません。
そんな時保育者は、よくこんな風に声を掛けます。
「園庭でむっくりくまさんか追いかけっこやろうかなー」
「わあ、◯◯ちゃんは片付け始めてる!」
すると・・・
「私、むっくりくまさんやる!」
「僕も片付けやってるよ!」と次々に片付け始める子が増えいきます。
実は、子どもが「イヤ」と言っているのは、大人の力を借りずに自分の力で何かをしたいという「やるぞ」という 気持ちの表れです。なのでこのように「やるよ!」と言われるより、自分で「やる!」と選択出来るチャンスがあると、すぐに「やりたい!」のスイッチも入りやすい、やりたいやりたい期の真っ最中なのが今のぺんぎん組です。
お友だちがやっている楽しそうな遊びを目にした時も同じで、一人が楽しそうにやっていると、どこからともなく「やりたい!!」と仲間が増え・・・
いつの間にやら全員集合!なんてことも珍しくありません!
そしてそんな今は、自分でやりたいけどうまくできない、でも大人にはしてほしくないという葛藤の中で子どもは大きく成長する時でもあります。
着替えや靴を履くなどの身の回りの事も・・・やりたい!!
ちょっとドキドキすることも、、、やりたい!!
ママやパパ、お兄さん、お姉さんのようなことも、、、やりたい!
沢山のやりたい!の気持ちを燃やしながら過ごし、気付かないうちに一人で色んなことが
出来るようになってきています。
あと2カ月で幼児クラスへの仲間入り、幼児さんになって、
あれがしたいな!これがしたいな!とワクワクしながら毎日元気に過ごしています。
YMCAたかつ保育園 西條