2020年8月21日金曜日

平和の鶴 平和月間


1945年8月15日終戦記念日から長い月日が経ち、75年となりました。 
1945年8月6日には広島、8月9日には長崎で原子爆弾が投下され、多くの命が奪われ、今でも後遺症で苦しんでいる方々がたくさんいます。 
わたしたちはこの悲しい出来事をこれからもずっと忘れず、伝え続けていかなければなりません。 

たかつ保育園では子どもたち、保護者の方々と鶴を一緒に折り、大きな優しい気持ちとして届けることにしました。 

なぜ鶴を折るのでしょうか。
 8月6日の広島に原子爆弾が投下され、爆弾が投下された後、降った黒い雨の影響もあり、被爆され亡くなった佐々木貞子さん。貞子さんは小学6年生で病気になり入院していました。貞子さんは元気になることを信じ、鶴を折り続けました。 
貞子さんの思いが今でも”折り鶴を折ると願いが叶う”と思い続けられ、鶴が平和の象徴となったのです。

このことを子どもたちに礼拝で伝えると、少し難しいお話だったかもしれませんが、「鶴作りたい!」「かわいそうだね。」とたくさんの優しい言葉が聞こえてきました。 
平和のお話をした後、率先して鶴を折る子どもたちもいました。





子どもたち、保護者のみなさまで折ったたくさんの鶴でこんなにも大きな心となり、優しい気持ちで溢れました。ありがとうございました。 
玄関に掲示をしていると子どもたちは「なあにこれ?」とお母さん、お父さんに聞き、「ほかの国と喧嘩して大変だったんだよ。」と話している姿も見られました。
改めて私たち大人がこの出来事をこれからも忘れず、子どもたちに伝え続けていかなければならないと強く感じました。 
これからも私たちのたくさんの思いが届き、友だちや家族、周りの人みんなと楽しく過ごせ、笑顔溢れる平和な世界になりますように。 

#YMCApeaceproject#折り鶴プロジェクト 
(YMCAたかつ保育園 長部)